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台湾中学校野球

国際大会に通じる大きな試合としては、「BFA U15」、「PONY」、「Little League」の3つが挙げられます。ここでは、それぞれの試合の概要と戦績、また台湾の中学野球の仕組を紹介いたします。
国際大会に出場するまで
まずは台湾の中学野球で、国際大会に出場する手順ですが、最初に所属しているチームで地域の選抜大会に出場します。そこで優勝したチームは地域代表チームを結成する主導権が与えられ、全国大会に出場するチームを結成します。大会によっては地域オールスターという形で、全国大会で戦うこともあります。さらに、全国大会で優勝したチームも地域大会と同じように、台湾代表チームの結成の主導権が与えられます。ただし、大会によって、選抜委員が選定することもあります。

BFA U15
アジア野球連盟(Baseball Federation of Asia)が主催する国際試合で、2000年から2年に1度アジアの8ヶ国がアジア王者をかけて戦う大会です。初年度より8回の大会が開かれており、その内台湾は最新3連覇を含む、6回優勝しています。

PONY
1951年アメリカで設立されたPONY Baseball and Softballが主催しているU14ポニーベースボール大会であり、世界的にも長い歴史をもと、重要視されている国際試合です。世界選手権に進出するためには、参加しているアジアの15ヶ国の中で優勝をしなければなりません。世界選手権では、アメリカ代表の5チームと世界各地域代表の5チームが、世界一を争います。台湾代表は、2015年より2年連続世界優勝しています。

Little Leagu
1964年アメリカで設立されたリトルリーグ(Little League baseball)が主催しているジュニアリーグの国際試合です。ジュニアリーグは、日本ではあまり知られていませんが、台湾では重要な国際試合の一つとして扱われている。ワールドシリーズに進出するために、アジアパシフィック地域の6カ国が参加しているアジアパシフィック予選で優勝することが前提となっています。ワールドシリーズは、アメリカ代表5チームと世界各地域の代表5チームで試合を行います。台湾代表は、ワールドシリーズいおいて2013年より4年連続で優勝をしています。