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KANO 嘉義農林学校
嘉義農林学校は、1919年台湾農業の発展に必要な人材の育成を目的に設立された。以前よりコーチで指導を行っていた近藤兵太郎が1931年野球部監督として就任し、守備に長けた日本人、打撃に長けた漢人、足の速い高砂族の選手たちのバランスの良いチームを作り上げた。同年第17回全国中等学校優勝野球大会(現在の全国高等学校野球選手権大会)に、台湾代表として初出場ながら、準優勝まで勝ち進めていった。その後、1933年、1935年、1936年にも甲子園出場を果たした。嘉義農林学校は、その後現在の国立嘉義大学として発展をし、農学部や師範学院などの学部がある。また同校は、倪福德や曾兆豪など数多くのプロ野球選手を輩出している。
本プログラムの名称は、民族も国境も超えて広く活躍できる人々の支援をしてゆく為にも、嘉義農林学校のこの伝統と素晴らしい精神からそのお名前をつけさせていただきました。


参考:国立嘉義大学 http://www.ncyu.edu.tw/NewSite/